農業経営で地域経済を変える!

「地域農業と観光交流」黒木国彦さんポートレート

宮崎県を代表する梅の産地、都農町立野地区で梅や柑橘類(温州みかん等)を生産する黒木農園の黒木国彦さん。高校を卒業と同時に、九州で随一のみかん生産地である熊本市河内でみかん栽培を学び、帰郷と同時に立野地区で梅の栽培をはじめる。

大切に育てられる梅の実

梅畑は、単に梅の実を青果で出荷するだけではなく、加工品の原料にすることが念頭にあった。そして、2月上旬に咲く梅畑の景観を利用した、地区を上げてのウォーキングコースも整備した。

ウォーキングコース

さらに、低迷する梅や柑橘類の取引価格への対策として、都農町との協働事業で地場の食材を利用したソフトクリームの開発がはじまり、現在は店舗を構えて六次産業化を推し進めている。

黒木国彦さん(店舗にて)

2014年7月17日には日本で唯一、梅でグローバルGAPを取得。取得面積は8反。東京オリンピック開催に向けてのビジネスチャンスに意欲を燃やす。

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